心地の良い動き、動きの細部、細部と知覚。

(子ども向けの?)展示をする友人の展示の一部に、
UFO が画面内に飛んできて、
旋回して画面外へ飛び出していく映像を作った。


個人的にすごくこだわったところがあって、
UFO の飛ぶ向きによって、UFO が傾くように調整した。


UFO の動きに合わせて、傾きを調整したけれど、
見る子どもは、なるほど傾いている!とは思わないし、
大人が見ても、なるほど傾いている!とはたぶん思わない。


が、作っていると、傾きの調整しないよりも、
傾きの調整がある方が絶対に良いのはわかる。


それは、UFO の移動の時に傾いていると、なるほど傾いている!とは思わなくても、
感覚的にどこかで、速度感や加速、減速みたいなものを感じていることだと思う。



比較

こっちが傾きをつけたもの。
www.youtube.com

こっちが傾きをつけていないもの。
www.youtube.com



意識の上や頭でわからないし、
目で確認してはっきり捉えるものではなくても、
無意識的に、感覚の中でわかるというものがあって、

それが、はっきり理解するものでないけれども、
潜在的に良いと感じてしまうということがあって、
神は細部に宿ると言うものなのかなと思った。


潜在的に知覚できる何かというものは、
渡邊恵太の「融けるデザイン」でも言及されているものに近いような感じがする。


今回の制作で気がついたことを今後に生かしていきたいと思います。


神は細部に宿るという言葉でまとめるのは、ちょっと乱暴なので、
もう少し考えてみて何か追記するかと思います。


昨日今日、映像考えただけの僕がいうのはおこがましいのですけど、
傾ける設定するの面倒くさいと思いながらも、
佐藤雅彦とユーフラテスの、
Eテレなどで流れる動画を大人が見ても心地良いのは、
そういう細部なんだろうなって思いながら、傾けました。




追記

UFO の動きは、
サザエさんのエンディングの家に飛び込むシーンを参考にしています。
わかりにくいですが、あの勢い余ってしまった感じをイメージしています。

追記ここまで





(終わり)


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